椿山課長の七日間

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浅田次郎「椿山課長の七日間」を読みました。
浅田次郎さんの小説はどれも大好きです。
男にしろ女にしろ、ものすごくかっこいい人間が出てくるので、感情移入しやすいPAOは、登場人物に惚れてしまいます。
椿山課長にも、ステキな人がたくさん出てきました。
椿山課長自身も、椿山課長のお父さんも、それから武田勇、蓮ちゃんも一人一人個性的で、とてもステキでした。
自分の死を受け入れられない人たちが、七日間だけ違う姿で現世に戻るという話ですが、冴えない中年のおじさんが美女というのがまず可笑しい。
「生と死」というテーマなのに、笑いどころがたくさんありますが、もちろん泣かせどころも用意されていて、電車の中で泣きそうになって大変でした・・・。
父を亡くして間もないので、よけいに様々なことを考えてしまい、忘れられない一冊になりました。

この記事へのコメント

いっちー
2006年08月20日 06:52
初めて浅田次郎の本を読みました。もっとシュールな内容だと思って敬遠してたのですがユーモアあり、泣きどころありの名作だと思います。私自身も父を失くしているので、椿のように実世界に戻って来ていたらダメ息子で何の孝行もしてやれなかった父親にひと言お礼を言えるのにな、と思いながら時々涙をこらえて読んでます。・・・・とはいってもまだ最後の部分はこれから読みますのでどういう展開になるのか楽しみです。

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