阿修羅のごとく

画像

向田邦子原作「阿修羅のごとく」を読みました。
不倫をする未亡人の長女、夫の浮気に心を痛める次女、頭が固くてくつろげない、独身彼氏なしの三女、ボクサーの卵と同棲する、奔放で今時な四女。
自分たちもそれぞれ問題を抱えながら、父に愛人問題をどうにかしようと集まって相談する。

四姉妹は事あるごとに集まりますが、相談をしてもあまりに考え方が違うためか、結論は出ないまま時間ばかりが過ぎていくのが、「リアル」な感じがしました。
そうそう、女が集まると、どんどん脱線して収拾つかなくなるよな~。
そして、友達だったら、こんなに性格が違う人と親しくはならないのでしょうが、家族だから切れない。
家族だから、心配、大切、でも、気が合わず憎たらしい。
いろんな思いが混ざって、なかなか自分の本当の姿を家族に見せられないもどかしさが伝わってきました。

向田邦子さんの原作を他の方が小説化しているようで、少し読みづらい感じもしました。
特に最初のほう。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック